Yellow Cottage(イエロー・コテージ)
ギターデュオ CD発売!

2025年5月 New CD 発売!

話題沸騰の韓国のブルーグラスバンド、Country Gongbang(カントリー・ゴンバン・カントリー工房)の超絶ギター弾きWon Sunjae(ウォン・ソンジェ 원선재が、Yellow Cottage(イエロー・コテージ)というデュエットでCDを発売しました。パートナーは20252月のカントリー・ゴンバンの日本ツアーにも同行して素晴らしいフラットピッキング演奏を披露してくれたスーパーピッカーのSeo Jimyeong(ソ・ジミョン 서지명)です。



ソ・ジミョンとウォン・ソンジェのデュオ、Yellow Cottage(イエロー・コテージ)の最初の正規アルバムです。二人とも長年ブルーグラスのファンであり、ミュージシャンとして各自の目標に向かって行た中、似たような悩みを共有しながら、運良く一緒に演奏して音楽を作る時間を過ごすようになりました。 これまで音楽を一緒に演奏して歌って交わした二人の会話、 そしてどこかへ届けたいという気持ちがそっくり音楽に込められていることを願ってこのアルバムを作りました。

バンドメンバー

Won Sunjae(ウォン・ソンジェ 원선재Vo, Guitar, Mandolin

韓国では希な(と言うよりたぶん唯一の家庭である)両親が共にブルーグラッサーという家庭で育ったウォン・サンジェは8歳ぐらいからギターを弾き始めました。当初はクラシックギターを習いましたが、母親に教えられてバンジョーを弾いたりしているうちに、トニーライスを聴き衝撃を受けました。ブルーグラスのギターを弾き始め2008年には両親と一緒に宝塚ブルーグラスに来て3人で演奏しています。この時には既にバリバリのトニーライスを弾いていました。ある時、音楽イベントに家族バンドで参加したのですが、その時にカントリー・ゴンバンもエントリーしていました。ソンジェのギターを聴いたバンジョー弾きのジャン・ヒョノが驚いて駆け寄ってきて一緒に演奏したいと言われたそうです。ブルーグラスの経験が無い4人が作ったブルーグラスバンドに5人目にして真のブルーグラッサーが参加した瞬間でした。

Seo Jimyeong(ソ・ジミョン 서지명Vo, Guitar

ソ・ジミョンは14歳ぐらいでギターを始めました。Yellow Cardなどブリティッシュ・ロックが好きでした。その後釜山の音楽アカデミーで本格的にギターを習い始めました。主にフィンガスタイルのギターを弾いていたので、押尾コータロー等も良く聞いたそうです。音楽大学に入ってからはジャズやクラシックそして音楽理論も勉強しました。Youtubeでジュリアン・ラージやクリス・エルドリッジを聴いてフラットピッキングを始め、ブライアンサットンのオンラインレッスンも受講したそうです。
カントリー・ゴンバンは、2019年に銀座Rocky Topで演奏をしましたが、この時、ギタリストのWon Sunjaeが兵役に入隊しており、代わりにソ・ジミョンが参加しました。20252月のカントリー・ゴンバン日本ツアーには彼女も全行程同行したので、その愛くるしい笑顔が忘れられない人も多いと思います。

収録曲/曲目紹介

1.      강아지처럼 살자「子犬のように生きよう」   作詞/作曲Seo Jimyeong
ソウルから田舎に引っ越して来た時に、初めてのお客さんがムンジという犬でした。田舎での最初の友人でしたが、ある日虹の橋を渡りました。その日ムンジを思いながらすぐに完成させた歌です。ムンジがどうやってこの町で人々と暮らしていたのかを考えてみたら、憎む気持ちなく精一杯優しくいい思い出だけをくれた気がします。そんなムンジを考えながらムンジのように人々全員が憎む心を小さくして優しい心を大きくしたらいいなと思いました。ムンジよ、ありがとう!

2.      I wanna be good for you   作詞/作曲Seo Jimyeong
誰かが良ければなぜ・・・その・・・もっと素敵な人になりたいですか?そんな雄大なフリをする言葉と行動・・しかし、いざ顔を合わせると全ての素敵な計画が崩れる可愛くて凄まじい。その姿が歌によく収められたでしょうか?とにかく愛の歌です

3.      Lager  作詞/作曲Seo Jimyeong
20歳の時に初めてのアルバイトを終えて家に帰るのはとても大変でした。その時好奇心から初めて路上でビールを飲んでみましたが、私が今までに飲んだビールの中で断然最高でした。辛くてもこういうのが素敵な人生だ!そう思わせてくれたその時のビールに対する歌です。世の中には何があるのか?いいのがいいんだよ。あっ、初めて書いたブルーグラス・スタイルの曲です。

4.      아빠「お父さん」    作詞/作曲Won Sunjae
いつも感情を表に出さず、どんなに辛くても黙々と後ろから応援して助けてくれたお父さんの後姿を見ながら、感謝と申し訳ない気持ちを感じて救った曲です。素直な表現で淡々と歌った曲です。

5.      Boat  作詞/作曲Seo Jimyeong
ふと、不安な人生がすごく広い海だと思ったし、だから小さな船一つに私の体がやっと乗って耐えているんだなと思ったけど、結局はポジティブに考えれば、かなりロマンチックな航海ではないのか?

6.      Don't Think Twice, It's Alright   作詞/作曲Bob Dylan
Bob Dylan作の名曲。いつか二人で歌ってみたかった曲です。

7.     Look In My Eyes   作詞/作曲Seo Jimyeong
友達に言いたいこと。こんな言葉はなぜ不思議と勇気が出ないのか。優しく言えないけど、誰か悲しい目だというけど私の目にはキラキラした目を持っている全ての私の友達に。そしてみんなに。

以上